中途採用の適性検査の役割は?実施のメリットや選ぶ際のポイントなどを紹介

更新:2022.10.01|公開:2021.10.01

中途採用の適性検査の役割は?実施のメリットや選ぶ際のポイントなどを紹介

中途採用の適性検査の役割は?実施のメリットや選ぶ際のポイントなどを紹介

目次

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適性検査といえば従来新卒採用の現場で多く見られましたが、中途採用においてもその必要性を感じて実施する企業が増えてきています。

その理由は何でしょうか。
また中途採用の適性検査の役割に、新卒採用の場合との違いはあるのでしょうか。

ここでは適性検査の概要を確認したうえで、中途採用における適性検査の役割や実施するメリット、おすすめの検査などについて解説していきます。

1. 中途採用における適性検査とは

中途採用における適性検査とは

最初に適性検査の概要を確認し、中途採用における適性検査と新卒採用における適性検査の違いを解説します。

1-1. 適性検査とは

適性検査とは、入社や募集職種への適性があるかを判別するためのひとつの材料として、求職者に対して実施する検査です。
適性検査をサービスとして提供する事業者は数多くあり、検査方法もさまざまです。

一般的には人間性や考え方、価値観などを診断する「性格・適性検査」と、業務を行うための知識や技術のレベルを測る「学力・能力検査」の2区分があります。
どちらか一方を測るものもあれば、両方を測るものもあります。

また、適性検査は紙のテストを受ける「筆記試験」やオンライン上のテストを受ける「Webテスト」など、テストの形態によって分類されたり、専用の試験会場で受ける「テストセンター方式」や企業内で受ける「インハウス方式」など、受ける場所によって分類されたりすることもあります。

適性検査は従来新卒採用で多く利用されてきましたが、最近では中途採用での利用も増えてきています。

1-2. 適性検査の種類

適性検査の種類をいくつか紹介します。

CIY®

求職者の個性や特性を可視化できる適性検査です。ほかの適性検査とは大きく異なり、求職者だけでなく企業側も検査を受けるため、定着と活躍が期待できる人材を高精度で見極められます。

これまでの適性検査では自社で時間と手間をかけて欲しい人物像を明確化・言語化する作業が必要でしたが、CIY®ではその作業が不要です。

https://ciy-biz.com/

従来の適性検査の課題は、こちらの記事をご覧ください。

内田クレペリン検査

並んだ数字を足していく単純な計算作業の繰り返しという負荷を与えることにより、求職者の能力と性格、行動の特徴などを判定することができます。
https://www.nsgk.co.jp/uk

YG性格検査

120の質問への回答から、内向的か外向的かといった行動特性や情緒の安定性、人間関係の構築や集団への適応性などが分かる性格検査です。

SPI(SPI3)

能力検査と性格検査で構成されている適性検査です。適性検査のなかでは比較的古く、40年以上の歴史があります。すでに多くの企業で採用されています。
https://www.spi.recruit.co.jp/

玉手箱(玉手箱III)

能力検査と性格検査で構成されているWebテストです。バイタリティやチームワークなど9つの特性が確認できます。
http://www.shl.co.jp/

1-3. 中途採用の適性検査と新卒採用における適性検査との違い

職業経験のない新卒採用では、潜在的なスキルや現在の学習および社会的な能力、性格などさまざまな分野の適性検査を利用するケースが多く見られます。

これに対して、中途採用時ではスキルや経験などは書類審査や面接で審査が可能です。そのため適性検査では職場になじめるか、ミスマッチを起こさないかなどを見極めることが重視されるので、特に性格に関する適性検査がメインとなります。

例えば、即戦力としての活躍を期待するため、中途採用における選定では、想定される配属先でのポジションにふさわしい特性があるかの判断が必要です。また、業務上のストレス耐性やすでに確立されている場に溶け込んでいける資質があるかなども重要なチェックポイントのひとつになるでしょう。

以上のようなことを判断する材料のひとつとして適性検査を利用することになります。

2. 中途採用における適性検査実施のメリット

中途採用で適性検査を行うことのメリットとしては、以下のようなものがあります。

2-1. 相対的評価の数値化

個別には評価が難しい項目について、平均値との比較から客観性のある判断が可能となります。

データを比較することにより、判断基準に対しての個人の能力が可視化できます。

2-2. 選考基準の統一化

書類選考や面接に適性検査のデータを加えることで、選考基準の統一化が図れるようになります。

選考過程における曖昧さの軽減策となります。

2-3. 面接で確認すべきことが明確になる

適性検査の結果から面接で何を聞けばよいかが明確になり、質問の作成に役立ちます。

2-4. 実際の職務遂行力を予測できる

能力やスキル以外に性格や行動特性なども分かるため、業務との相性の見極めやチーム内での適切な役割がイメージしやすくなります。

2-5. 入社後の育成に活用できる

入社後、その人材の性格に合わせた指導・育成を計画できます。

3. 中途採用で実施する適性検査を選ぶ際のポイント

中途採用における適性検査実施のメリット

新卒採用の場合も同様ですが、中途採用の適性検査を選ぶ際の主なポイントは以下のとおりです。

3-1. 何を目的に何を測りたいのかを明確にする

例えば面接に進む求職者を絞るために性格と能力全般について知りたいのか、社風になじめるかを見るために性格を把握したいのか。

あるいは現場監督を任せたいので統率能力を測りたいのかなど、何を目的に何の検査をしたいのかを、まずは明確にすることが大切です。

3-2. 希望するテスト形態や受検場所に対応しているかを確認する

受検対象の求職者が遠くに住んでいるからWebテストがいい、自社内に会場を設けるのが難しいからテストセンター方式にしたいなどの希望がある場合は、それに対応する適性検査かどうかをあらかじめ確認しておく必要があります。

3-3. 結果取得までにかかる時間を確認する

適性検査を面接に使う場合は、面接が始まる前に検査の結果が手元に届いていなければいけません。

そのため、検査終了から検査結果が届くまでの所要日数を確認し、逆算して検査の日程を決める必要があります。

3-4. 予算内で可能か確認する

適性検査は種類や受検する人数などによって、当然費用が変わってきます。

検討している適性検査にかかる費用が予算内に収まるのか、あらかじめ確認しておかなければいけません。

4. 中途採用におすすめできる適性検査

中途採用におすすめできる適性検査

既述のとおり、中途採用では、書類審査や面接でこれまでの経験や現在のスキルなどは確認できます。

そのため、求職者の性格や行動特性が自社にマッチしているか、募集するポジションにふさわしい特性があるかなどを確認することが、適性検査の主な目的になることが多いでしょう。

それを前提とした場合、中途採用で実施する適性検査は、求職者の個性や特性を正確に把握できるものが望ましいと言えます。

例えば、次のような適性検査がおすすめできます。

4-1. CIY®(シーアイワイ)

グレート・ビーンズ社の提供する、新しいタイプの適性検査です。

従来の適性検査は求職者の性格や特性などはある程度分かるものの、そもそも自社にどのような性格や特性の人材が必要なのか、あるいはマッチするのかといったことは分かりませんでした。そのため、適性検査の結果を生かすためには、時間と手間をかけて自社が求める人物像の分析をしなければなりませんでした。

一方CIY®は、企業のAI診断により、追加料金なしで求める人物像の明確化も行うことができます。その結果と求職者の適性検査の結果からマッチングが行われるため、定着と活躍の期待できる求職者に絞って、質の高い面接を実施することも可能です。

また、求職者はスマホで適性検査を受けられるので、仕事の合間の空き時間を利用できます。さらに、大規模な適性検査のように攻略のための問題集やネット上の情報などは出ていないため、より正確な結果が見込めることも強みのひとつです。

https://ciy-biz.com/

4-2. SPI(SPI3)

採用関連企業大手リクルートマネジメントソリューションズ社が実施しており、年間13,500社、203万人の受検者数(2020年実績)を誇る適性検査です。長年の実績から、検査結果に信頼性があります。

また、自社のパソコンで受検してもらえば、1日で面接と適性検査両方を終わらせることができます。在職中で忙しい求職者に負担をかけることなく採用活動を進めることが可能です。

https://www.spi.recruit.co.jp/

5. 中途採用こそ適性の見極めが重要

人材の性格や資質を深く知ることは、採用を決定するうえで非常に重要です。

特に中途採用にあっては、採用に至るまでの期間が短く、面接だけでは人材の適性の見極めに不安が残る場合も少なくありません。

適性検査を実施することで、こうした懸念を軽減し、採用に向けたより客観性のある判断が可能となります。
利用効果の高い適性検査を選択し、採用の成功につなげましょう。

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