採用基準と適性を可視化することで、カルチャーフィットの見極めが可能に
株式会社アソウ・アルファ|人材開発部 新卒採用担当 高木 理咲子 様
企業
- 業界
- 人材サービス IT・クリエイティブ
- 規模
- 300〜1,000名
- 創業
- 21-30年
- 課題
- 選考での活躍人材の見極め 客観的な合否判断
―貴社の事業内容、沿革について教えて下さい
1872年(明治5年)から150年の歴史を持つ「麻生グループ」の一員として、1995年に誕生した企業です。
大手メーカー企業様をクライアントに、自動車、ロボット、フラッシュメモリ、新素材開発など、多岐にわたる分野のプロジェクトへ携わっております。
主な事業は技術者アウトソーシングですが、最近では、AIやAR・VR関連など自社開発案件も展開しています。
会社の変化をしっかりと求職者へ伝えていくことが重要に
―以前はどんな採用課題がありましたか?
10年ほど前までは、当時もエンジニア不足とは言われていたものの、当初立てた計画通りに採用できていました。
現在は、人材不足が進んでおり、計画通りに採用できないことが増えています。
10年前であれば同業者との採用争いだったのが、5年前からはメーカー企業との採用争いに。最近では自社のクライアント先との採用争いになっている、という印象です。
弊社の主な事業は「技術者派遣」ですが、「派遣」というワードを言うだけで、母集団形成ができなかったり、選考途中での離脱にもつながることもあります。
技術者派遣は事業の核なので引き続き力を入れて展開していきますが、少しずつ自社開発案件も増やしています。
これまで軸だった技術者派遣に加えて、自社開発や新規事業など、会社としては採用課題だけでなく「事業をどう変革していくか」という経営課題に直面しています。
そのため、採用活動においては、そういった会社の変化をしっかりと求職者へ伝えていくことが重要ととらえています。
カルチャーフィットは採用前から見極めが必要
―CIY®を利用されようと思ったポイントは何でしょうか?
自分たちが頭の中に持ってる考えや理念を、言語化できるという期待がありました。
CIY®の求める人物像分析機能によって、社内で統一した基準を作りたいと思いました。
また、そこで明確にした自社の採用基準に、応募者が合うか合わないかの可視化ができる点も魅力を感じました。
弊社では「能力は採用後でも育成によって高められる。ただ、会社に合うかどうかは採用前から見極めが必要。」と考えています。
CIY®を活用することでカルチャーフィットするか否かを、事前に把握できる点が、導入のポイントでした。
CIY®は結果を解釈しなくても使いこなせる適性検査
―CIY®を利用された感想を教えて下さい
以前は別の適性検査サービスを使っていましたが、応募者ごとの結果データを解釈する必要がありました。
その結果、リクルーターによって重視する観点が違い、評価がバラバラという状態に…。
CIY®は求める人物像分析という基準・ゴールが明確なので、結果が一目瞭然ですし、人によって基準がぶれません。
非常に使いやすいと感じています。
内定を出した学生は適性スコアが高い人が多く驚きました
今回行った選考では、CIY®の適性スコアを、そのまま合否判断には使っていません。
書類から面接の選考において、あくまで判断するのは人であり、適性検査結果はその参考として利用するに留めました。
ただ、選考が終わって改めて見返してみると、内定を出した学生は適性スコアが高い人が多く驚きました。
スコアでジャッジしていなかったのですが、内定者の多くが高スコアだったので、適性の精度は高いと感じています。
今後は、今回の選考結果を振り返って集計し、来年度に向けて活用方法を進化させたいと考えています。
新卒採用は、毎年1,600名ほどの学生さんと面接をしています。さらに、3年生と4年生の対応時期が重なってくるためリクルーターがかなり時間を割かれることになります。
CIY®適性検査の結果を見て、一定の基準に達した人のみ面接をするなどして効率化をはかっていきたいと思います。
配属先、派遣先でのミスマッチを減らして生産性向上へ
―どんな企業にCIY®の利用をオススメしたいですか?
自社のクライアントにおすすめしたいですね。
技術者派遣という特殊な業態だからこそ、弊社の基準に加えてクライアント企業(派遣先)の基準も重要です。
両社がCIY®を活用することで、どのクライアントにどの技術者が適性が高いか、を考えた選定ができると思います。
配属先、派遣先でのミスマッチを減らして、弊社だけでなくクライント企業の生産性を高めることにもつながるのではないでしょうか。
Company Profile
株式会社アソウ・アルファ
https://alpha.ahc-net.co.jp/
事業概要
1872年(明治5年)から150年の歴史を持つ「麻生グループ」の一員として、1995年に誕生。
大手メーカー企業様をクライアントに、自動車、ロボット、フラッシュメモリ、新規素材開発など、多岐にわたる分野のプロジェクトへ参画。クライアントの課題にソリューション提供を展開。
コーポレートメッセージは“人を磨いて、技術を磨く”。