こんなに応募が来ると思わなかったので驚きました。今までこんなに面接したことはありません

有限会社 美登里開発 様|代表 櫻井雅人 様

導入
企業
業界
小売 飲食 製造
規模
100〜300名
創業
21-30年
課題
母集団形成(応募が来ない) 入社後の配置・教育方法の判断

―貴社の事業内容、沿革について教えて下さい

自社ビルである「プラザMIDORI」のテナント事業と、トマト&オニオンのFC事業を開始し、その後も飲食店を展開して事業を拡大してきました。
2007年からは、しゃぶしゃぶ温野菜の店舗も手がけています。

2020年にはコロナウィルスによって飲食業界に大きな影響を受けました。
お客様の巣ごもり需要にこたえられるように、ファミレス形態からテイクアウト事業へ転換するために、2021年にトマト&オニオンの長野エムウェーブ前店を閉じ、その跡地にペンギンベーカリーを開店することになりました。

―コロナの影響とは言え、思い切った決断をされたのですね

実は長野市は、惣菜パンの消費量が日本一なのですが、そのわりにパン屋が少ないというデータがあります。
スーパー・コンビニ以外でも惣菜パンを購入してもらえるビジネスチャンスだと思い、決断しました。

求人しても応募がない状態が1年続いていた

―以前はどんな採用課題がありましたか?

やはり人材の課題は、常にありましたね。
特に社員の採用が難しく、求人広告などに掲載をしても1件も応募がない状態が1年続いていました。

社員が採用できなかったので、アルバイトやパートのスタッフさんの力を借りてお店を回していました。
勤続年数の長い人がたくさんいたので任せられましたが、もしいなかったらどうなっていたかと思います。

アルバイト・パートから社員登用できる方は積極的に登用していますが、やはり会社を引っ張ってくれる正社員の採用は、会社としての事業課題でもありました。

自社はどんな人を採用したら良いか?を分析できる

―CIY®を利用されようと思ったポイントは何でしょうか?

「応募者」と「採用者」の傾向分析をしたかったからですね。
低価格で適性検査を活用することができるので、サンプルの母数も集めやすいと思いました。

面接の時に「どんな応募者なのか」という理解はもちろんですが、入社してからも採用者の働きぶりを見て、改めて自社はどんな人を採用したら良かったのか、といったことを分析できると思いました。

また、そもそもの課題であった応募者を集めるという点も、解決したいという思いがありました。

CIY®だけで社員5名、パート・アルバイト26名採用

―CIY®を利用された感想を教えて下さい

正直、CIY®というサービスを知らなかったので、最初は不安でした。
ですので、最初はこのサービスだけでは応募も期待できないだろうから、他の求人も利用しなければいけないと思っていました。

最初の2ヶ月に正社員募集をスタートしましたが、すぐに応募が来はじめて、CIY®だけでも十分な応募を集められたのにはびっくりしました。
その後、パート・アルバイトの募集も進めて、結果的には社員5名、パート・アルバイト26名と、全部で31名も採用することができました。

こんなに応募が来るとは思わなかったのでかなり驚きました。
正直、今までこんなにまとめて面接したことはありません(笑)

indeedのオプションなどをしっかり活用したことや、CIY®ワークの採用ページを自社のFacebookなどSNSに展開したことで、うまく拡散してくれたのだと思います。

面接官が変わるというトラブル。CIY®の適性検査が引き継ぎを後押ししてくれた

選考の精度については、まだお店がオープンして数日なので、これからレポートと一人ひとりの勤務実態を見返して確かめていきたいと思っています。

実は採用選考の期間中に、面接の担当者が急遽変更することになりました。

前任から後任に面接を引き継いだのですが、CIY®の適性検査レポートに候補者の特性が書かれており、マッチする点、ミスマッチの懸念、面接で確かめるべきポイントなどが言語化されていたので、引き継ぎにも困りませんでした。

面接する人にとって、具体的に聞ける質問が手元にあるのは、非常にわかりやすくて便利な補助ツールだなと感じましたね。
面接官が変わっても、CIY®を活用すれば平準化できると実感しました。

個人的には、逆に適性検査のレポートを頼り過ぎて、応募者さんではなくレポートばかりに目がいかないように気をつけていました(笑)

採用がうまくいったおかげで、無事に開店でき、予想以上のお客様にご来店いただいています。

どんな人が活躍するのか?の分析がようやく実現できる

―どんな企業にCIY®の利用をオススメしたいですか?

採用活動では、応募者さんとのやり取りや日程調整、面接官への共有から入社手続きなど、事務的な業務がたくさん発生します。

当社には、採用担当の専任者がおらず、兼任でこの業務をやっています。
さらに、応募者や入社後の社員に対して、一人ひとりの特性データなどを蓄積して活用するとなると、なかなかそこまで手をつけられない状況でした。

今回、CIY®を活用したことで、それが自動的に言語化されて保存されていることは、とてもありがたいと思っています。
先ほども言ったように、採用後の仕事ぶりを見ながら「当社で活躍できるのは、どんな特性を持った人材なのか?」という分析や振り返りが、ようやく実現できます。

使ってみて体感した「採用DX」の威力

CIY®は、当社のように事務作業に時間を取られて忙しくなり、採用選考の精度を高めたり振り返ったりすることにリソースを割くことができない企業におすすめできると思いました。

ある種、データベースとして候補者のデータが蓄積されていくので、選考プロセスを効率よく進めることもできました。

応募から書類選考、面接官への引き継ぎなどが自動化されて、まさに採用のDXと言えるのではないでしょうか。

Company Profile

有限会社 美登里開発
長野県中野市大字岩船419番地1

事業概要
ファミリーレストランのFC事業から幅広く飲食店を展開し、2021年には長野県初進出となるペンギンベーカリー長野店を開店。別業界で福祉事業も展開しており、メイン利用者の小学生が将来就職できる先としても、ベーカリーを増やしていきたいと構想。

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