【無料】スカウトメールの例文6パターンと書き方・送り方
スカウトメールを採用活動に利用する企業が増えています。スカウトメールを使えば、求職者からの応募を待たずに、企業側から求職者に直接アプローチすることが可能です。
今回は、求職者の心をつかむスカウトメールのポイントを紹介します。
目次
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1. スカウトメールとは
スカウトメールとは、企業が候補者に直接採用への選考を依頼するメールのことです。
コロナ禍において一時的に状況は変わっているものの、少子高齢化の影響により採用市場は慢性的な売り手市場。
求職者からの応募を待つ従来の手法では人材確保が困難となっています。
そこで注目されるようになったのが、企業側から直接求職者へアプローチするダイレクトリクルーティングです。
ダイレクトリクルーティングが広まり、企業によるスカウトが活発化したのを背景に、「スカウトメール」サービスを提供するダイレクトリクルーティングサービスや求人サイトが誕生しました。
今では、多くの企業がスカウトメールを取り入れています。
1-1. なぜスカウトメールが有効なのか?
スカウトメールは、次のような点で、有効な採用手法といわれています。
1-1-1. 企業の熱意や積極性が伝わる
企業側から直接メールを送ることで、求職者に熱意を伝えられます。
求職者のキャリアや希望、適性に合わせて自社をアピールすることで、求職者の入社意向を高められることが期待できます。
1-1-2. 知名度が低い企業でも応募してもらいやすい
スカウトメールを利用すると、ターゲットとなる求職者が自社のことを知らない場合でもアプローチが可能です。
まだ知名度が低い企業や中小企業には有効な手法といえます。
1-2. スカウトメールでの採用はどんな場合に向いているのか
スカウトメールは、従来の待ちの採用手法では応募が見込めない、あるいは応募数が限られてしまうような職種や企業に向いています。例えば、次のような場合です。
1-2-1. 希少な専門職
希少な専門職や技術職などの人材を募集する場合、従来の待ちの採用手法では、そもそも母集団形成が困難です。スカウトメールで企業側からアピールすることで、質・量とも適切な母集団の形成が見込めます。
母集団形成について詳しく知りたい方は、「母集団形成とは何か?成功させるためのポイントや手法を紹介」をご参照ください。
1-2-2. 認知度の低い職種や企業
知名度の低い企業や認知度の低い職種は、従来の待ちの採用手法ではなかなか求職者は集まりません。
スカウトメールで企業側からアピールすることで、その職種や企業の存在が認知され、応募者の増加が期待できます。
1-2-3. できるだけ早く採用したい場合
求職者からの応募を待つのではなく、企業側からアプローチする採用手法であるため、早く採用を決めてしまいたい場合にもスカウトメールは適しています。
企業側から求職者へ直接採用への選考を依頼するスカウトメールが多くの企業で取り入れられています。
特に、
- 希少な専門職
- 認知度の低い職種や企業
- 早く採用したい場合
などは、スカウトメール が有効です。
2. スカウトメールの種類
スカウトメールは求人サイトのスカウト機能を利用するのが一般的ですが、送信対象の範囲によって、次の3種類に分けられます。
2-1. オープンオファー
特に条件を絞らずに、一斉に送信するメールです。
メールの文面を個別に作成しないため手間はかかりませんが、だれにでも当てはまる文面であり、求職者側に特別感を与えることはできません。
件名にも個別の工夫が見られないため、開封されないことも少なくありません。
2-2. 条件一致オファー
求人サイトのデータベースから、求職者を一定の条件で絞り込み、いずれかの条件が合う求職者に送信するメールです。
オープンオファーに比べると、一定のフィルターを通すため、希望に近い求職者が応募してくる可能性は少し高まります。
しかし、絞り込みの条件は、「居住地」「経験」「スキル」など一部に限られるため、ミスマッチの可能性も残ります。
2-3. 完全一致オファー
求人サイトのデータベースから、希望の条件すべてに一致した相手に送るスカウトメールです。
条件をかなり絞るため、オープンオファーや条件一致オファーよりも、希望に近い求職者にアピールできます。
ただし、求職者ごとに個別で文面を考える必要があり、手間がかかります。
3. スカウトメールを作成する際のポイント
スカウトメールで求職者にアプローチするときの書き方とポイントを説明し、例文をひとつ紹介します。
3-1. 事前準備
性別や経験職種、所有資格など、スカウトメールを送る求職者の条件を決定します。
ただし、求人サイトによって絞れる条件は異なります。
完全一致オファーで、条件を数多く設定したため対象者の数が少なくなってしまう場合は、条件に優先順位を付ける必要があります。
3-2. 件名
多くのメールに埋もれないよう
- 相手の名前を入れて親近感を出す
- 応募をうながすメールであることをわかりやすく明記する
- 職種を入れて特別感をもたせる
など、開封してもらえる件名を心がけましょう。
3-3. 本文
次のような点に留意しましょう。
重要な情報は、スクロールしなくても目に入るよう、前半に書く
最後まで読んでもらえるよう、簡潔にわかりやすく書く
「返信してもらう」「応募してもらう」「面談に来てもらう」「会社説明会に参加してもらう」など、求職者へ期待する次のアクションをうながす情報を明記する
求職者のデータを読み込んでいなければわからない情報を記載する、求職者の経験やスキルを自社でどのように生かせるかを具体的にアピールする、職務経歴や自己PRを読み、どこを評価してスカウトメールを出しているのかを明記するなど、特別感を出す
4. スカウトメールの例文
件名:○○様のお力をぜひ当社新規プロジェクトで生かしてください
○○様
はじめまして。
株式会社○○○○の採用担当○○と申します。
○○様のご経歴を拝見し、○○の実績を素晴らしく思い、ぜひ一度お会いしたくご連絡いたしました。現在弊社では新しいプロジェクトを立ち上げる準備をしており、○○様の○○のご経験を生かしていただけないかと考えております。
弊社は○○のコンセプトのもと、○○事業を行っている企業です。創業○年目の若い企業ですが、売り上げも順調に伸び続け、来期も○○%成長を見込んでおります。
まずは弊社について、また○○様のご希望やビジョンについて、ざっくばらんにお話しできればと思います。○○様のご都合の良い日時を、こちらのメールにご返信いただくかたちでお知らせいただければ幸いです。もちろんオンラインでの面談も可能です。
○○様からのご返信、心よりお待ち申し上げております。
(署名・連絡先)
上記のようなスカウトメールの例文6パターンをまとめた「スカウトメール例文集」を無料でダウンロードいただけます。
5. ターゲットを明確にしてスカウトメールを成功させよう
スカウトメールは、従来の待ちの採用手法とは異なり、企業側から積極的にアプローチする手法です。うまくいけば、効率的な採用に結びつく可能性があります。
今回紹介したポイントを参考にして、スカウトメールの利点を最大限生かし、採用活動をぜひ成功させてください。
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