【合理的】CIY®適性検査結果の解説

【合理的】CIY®適性検査結果の解説

行動特性・考え方 > 合理的

「合理的」という特性と、このスコアが高いことによるメリット・デメリットなどについて解説します。

目次

「合理的」とは

CIY®では「合理的」という特性を
「さまざまな事実やデータから、客観的・合理的に判断できる特性」
と定義しています。

インプットした情報から何かを決めたり判断したりする際に、自分の個人的な感情よりも合理性や論理性を重視した決定をします。
信頼できる情報源や専門家などから情報を集めて、自信を持って客観的に判断を下すことができます。

合理的」と「きめ細か」のいずれもスコアが高い場合は、数字やデータなど客観的な情報をもとに、論理的に思考を組み立てて判断を下せます。

合理的」と「広い視野」のいずれもスコアが高い場合は、自分の直感や予測を元に、それらを論理的に解釈しながら納得いく判断を下します。

「合理的」が高い場合のメリット・デメリット

メリット

  • 多くの状況で、個人的な感情にまどわされず、客観的な判断ができる
  • データや事実を活用して、意思決定に使うことが得意

デメリット

  • 自分や他人の感情よりも、データや客観的事実を優先する
  • 顧客や同僚に対する、感情面の配慮が苦手なケースがある

ビジネスでの活用

データ、数字、法律など、何かを決める時に客観的な事実が重視されるべき職種では、特に高い適性があります。
IT関連では、勘や経験よりも、データの分析結果をもとにした判断を優先する「データドリブン」の意思決定を重視している企業も多いですが、この特性との親和性は高いと言えます。

一方、職種によっては必ずしも客観的な事実だけで判断すべきでない仕事もあるでしょう。
顧客や同僚、自分自身の感情や価値観を重視して物事を決めなくてはいけない環境では、「合理的」という特性がマイナスになるかもしれません。

チーム内では「感性的」スコアが高いメンバーとペアになって強みを生かし合う(弱みを補い合う)ことができれば、高いパフォーマンスを発揮し、お互い学び合うことも大きいでしょう。
ただし、判断軸が真逆とも言えるため、うまく機能させるには十分な話し合い、コーチング、適正なマネジメントなどが必要となります。

何かを決める時に客観的な事実が重視されるべき職種では、特に高い適性があります。

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