【きめ細か】CIY®適性検査結果の解説

【きめ細か】CIY®適性検査結果の解説

行動特性・考え方 > きめ細か

「きめ細か」という特性と、このスコアが高いことによるメリット・デメリットなどについて解説します。

目次

「きめ細か」とは

CIY®では「きめ細か」という特性を
「目の前の詳細な物事から、正確に情報を把握・処理できる特性」
と定義しています。

行動特性・考え方 > 広い視野」との対比から、
「森ではなく、木を見るタイプ」という表現がわかりやすいと思います。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの五感を駆使して、状況を正確に把握しようとします。
細かい部分の違いや、小さなミスを発見することに秀で、自分自身でのチェックや他の人の成果物に対しての細かいフィードバックが得意です。

現実的なデータや事実を重視する一方、その裏にある背景を読み取ったり、意味を解釈することを苦手とする傾向もあります。
ゼロから何かを生み出す業務よりも、すでにある業務を改善・効率化する方が親和性は高いでしょう。

「きめ細か」が高い場合のメリット・デメリット

メリット

  • 目の前の事実・データを正確に把握し活用することができる
  • 細かい間違いやミスに気づくことが得意で、自分の仕事でもそれを避けるように意識が向いている
  • マニュアルや説明書などを、しっかり確認・理解した上で取り組むことができる
  • 順を追って考えることが得意なため、細かいオペレーションを考えたり組んだりすることが得意

デメリット

  • 事実やデータから解釈し、新たな着想を得ることが苦手
  • 大局的な視点から、先を見通すことができない場合がある

ビジネスでの活用

特性の説明にもある通り、どちらかというと新しい商品・サービスやアイデアの打ち手を着想するよりも、すでにある業務やオペレーションを改善していくことを得意とする傾向があります。

チーム全体で、すでにある業務の遂行や効率改善、生産性向上を目指している場合は、適性が高いでしょう。

新しく企画したりイノベーションを生み出すことが求められる職務には、適性が低いかもしれません。
ただし、チームとして新しいことにチャレンジする場合は、製品の仕様や企画の打ち手について詳細を確認することや、オペレーションを回したり改善することなど、この特性の強みを発揮できる役割分担は可能です。

1つの部署やチーム内でも、募集する職種で期待される役割が異なります。
適性検査結果に、企業&職種診断の結果が表示されていますので、その結果に対して、候補者がどれくらいマッチしているかを、選考の判断基準としてください。

すでにある業務の遂行や効率改善生産性向上を目指している場合は、適性が高いでしょう。

この記事は役に立ちましたか?
もし解決しない場合は、「お問い合わせフォーム」から、お問い合わせください。