【広い視野】CIY®適性検査結果の解説
行動特性・考え方 > 広い視野
「広い視野」という特性と、このスコアが高いことによるメリット・デメリットなどについて解説します。
目次
「広い視野」とは
CIY®では「広い視野」という特性を
「情報や事実を解釈し、大局的に先を見通す特性」
と定義しています。
「行動特性・考え方 > きめ細か」との対比から、
「木よりも、森を見るタイプ」という表現がわかりやすいと思います。
目の前の事実やデータから着想した解釈を導き出したり、直感的に新しいことを考えることが得意です。
精度に個人差はあるものの、目の前の情報を実況中継するだけでなく、そこから読み取れることや、未来に対しての推察を展開することができます。
事実やデータを無視するわけではありませんが、現実の正確な理解に重きを置いていないため、細かい点は気にしなかったり、気づかない可能性もあります。
転じて、自分自身や他人の成果物に対して、細かな点までチェックして、ミスに気づいたり間違いを指摘することは苦手です。
細かい作業や確認・点検よりも、今後の方向性を示したり、新しい商品・サービス、企画、打ち手などについて思いを馳せるような仕事の方が、適性が高いでしょう。
「広い視野」が高い場合のメリット・デメリット
メリット
- ゼロイチで何かを生み出すことが得意
- 実況中継するだけでなく、そこから読み取って解釈することができる
- 大局的な視点で、未来を見通すことができる
- 全体像を把握することが得意で、大きなビジョンやゴールを見据えて仕事を進められる
デメリット
- 細かい部分の確認、検査、点検などの業務が苦手
- 自分自身の成果物に対する確認も大雑把なので、細かいミスや間違いが多い
ビジネスでの活用
特性の説明にもある通り、細かい部分へのフォーカスが必要な業務よりも、高い視座で全体感を把握したり、新しいことに着想を得て形にしていくような業務に適性があります。
アイデアや新しい発想が全く求められない環境では、特性を発揮できず、本人の意欲も下がってしまうかもしれません。
ただ、現在のビジネス環境では、多くの企業や部署で、イノベーションや新しい取り組みを必要としているケースがほとんどです。
「広い視野」のスコアが秀でている社員には、積極的にアイデアを聞いて、新しいことに挑戦させる機会を与えましょう。
高い視座で全体感を把握したり、新しいことに着想を得て形にしていくような業務に適性があります。
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