【臨機応変】CIY®適性検査結果の解説
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「臨機応変」という特性と、このスコアが高いことによるメリット・デメリットなどについて解説します。
目次
「臨機応変」とは
CIY®では「臨機応変」という特性を
「さまざまな選択肢を検討した上で、物事に柔軟に対応できる特性」
と定義しています。
事前にしっかり計画を立てた旅を好む人と、計画を立てずに現地の思いつきで旅を楽しむ人がいる場合、「臨機応変」の特性は完全に後者です。
きっちりした計画を立てすぎると、選択肢が少なくなり、柔軟性に欠け、計画に縛られてしまうと感じてしまいます。
幅広い可能性を常に残しておきたいので、期限ギリギリまで決断を先延ばしして、最後まで最善策を求めます。
逆に早く決断することを迫られると、緊張やストレスを感じます。
突発的なできごとや急な依頼に対する瞬発力があり、柔軟に対応することができます。
一方、精緻な計画を自分で立てることは苦手だったり、消極的だったりします。
「臨機応変」が高い場合のメリット・デメリット
メリット
- 状況変化に、臨機応変な対応ができる
- 不測の事態や急な計画変更への対応力が高い
- 幅広い可能性や選択肢から意思決定できる
- 社内制度や全社的な方針転換に、前向きに取り組める
デメリット
- スケジュールや締切を遵守することが苦手
- 整理整頓できない(したくない)
ビジネスでの活用
「アジャイル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ソフトウェアの開発などで、完全に近い設計書に沿って開発するのではなく、顧客ニーズや使用状況を確認しながら、臨機応変に開発していく手法です。
この考え方は、ソフトウェア開発にとどまらず、ビジネス創出や新規事業開発にも広がっています。
このような、最初に精緻な計画を立てて進めるのではなく、環境や市場、顧客などの変化に合わせて柔軟に対応していく仕事に対して、適性が高いと言えます。
一方、最初に詳細な計画を立てることや、それを遵守して業務を遂行していくような仕事は苦手かもしれません。
早い決断を迫られたり、絶対に締切を守らなければならない状況が続くと、不安や緊張、ストレスにつながる可能性があります。
今回募集している職種では、「計画や方針が変更しやすく、柔軟に対応しながら進める必要性」が高いでしょうか?
高ければ「臨機応変」の特性は、その強みを発揮できるでしょう。
環境や市場、顧客などの変化に合わせて柔軟に対応していく仕事に対して、適性が高いと言えます。
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