【現実的】CIY®適性検査結果の解説
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「現実的」という特性と、このスコアが高いことによるメリット・デメリットなどについて解説します。
目次
「現実的」とは
CIY®では「現実的」という特性を
「現実を正確に把握し、実現可能性の高い仕事をやり抜く力」
と定義しています。
実現可能性が高い現実的なアイデアを好み、地に足のついた業務内容に対して適性があります。
過去の成功事例・ベストプラクティスなどをベースに、堅実な計画を立てて進めることが得意です。
新しいこと、斬新なことよりも、目の前の具体的な仕事を着実にこなしていくことに強みを発揮します。
あまりにも突飛で斬新なことや、今まで誰もやっていない新しい取り組みに対しては、消極的だったり懐疑的な姿勢を見せる傾向があります。
「現実的」が高い場合のメリット・デメリット
メリット
- すでに成功している業務などを、着実にこなしていくことができる
- 他社などで成功している事例から学び、自社の業務に取り入れることができる
- 地道だが堅実な仕事に対して、長期間取り組むことができる
デメリット
- 新しい挑戦やチャレンジに対して、消極的(場合によっては反対する)
- これまでにないような、斬新なアイデアが出しづらい
ビジネスでの活用
既存の売上を支えている、堅実な事業は企業にとってとても重要です。
すでに成功しているビジネスモデルや完成された業務オペレーションを、着実にこなしていく特性は、多くの企業で活用シーンが多いでしょう。
大胆な変革が無くても、現実的な事業が続けられる限り、長期的に取り組めることも魅力的です。
一方で、斬新なアイデアを出すことが求められたり、それに挑戦しているチームでは、特性がマイナスとなる可能性があります。
候補者の特性を理解せずに、革新的なビジネスの推進に加えてしまうと、チームにとっても本人にとっても、悪い結果につながるかもしれません。
自社や採用する部署と職種で「何が必要とされているか」を明確にした上で、候補者の特性を理解した採用や配置を行ってください。
完成された業務オペレーションを着実にこなしながら、現実的な事業が続けられる限り、長期的に取り組むことができます。
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