【発想力】CIY®適性検査結果の解説

【発想力】CIY®適性検査結果の解説

基礎能力・強み > 発想力

「発想力」という特性と、このスコアが高いこと、低いことについて解説します。

目次

発想力とは

CIY®では「発想力」という特性を
「想像力に富み、連想によって拡散的に発想できる力」
と定義しています。

概念や視覚化された情報を、広範につなぎあわせて、新しい発想や表現に結びつける力が高いことを特徴とします。
このスコアが高いと、拡散的思考を用いてアイデアを出すことが得意で、クリエイティブ・芸術的な表現・創造性が求められる環境に対して、高い適性があります。

プライベートや余暇活動において、文化的・芸術的活動(美術館、劇場、音楽、読書など)への興味が高い傾向もあります。

発想力が高い場合

メリット

  • アイデアを出すのが得意
  • クリエイティブ関連、アート関連への職務適性が高い
  • 独創的な発想(発見、発明、イノベーションなど)をする

デメリット

  • 実務遂行能力が低い場合がある
  • 習慣にしたがって、効率的にものごとを進めるのが苦手

発想力が低い場合

メリット

  • 実際的な課題に対する解決能力や効率が高い
  • 直接的でシンプルな表現のコミュニケーションができる

デメリット

  • 型にはまった考え方から発想を飛躍できない
  • 独創的なアイデアが出にくい(拡散的思考に限界がある)

ビジネスでの活用

この特性の解説を読んでいただくとわかるように、「発想力」が求められる環境や職務は、明確かつ限定的かもしれません。

様々な業界でイノベーションが求められているとは言え、実際にイノベーションの「発想」活動に関わる人は限られており、多くの職種では、より実践的な仕事の遂行が求められるからです。

クリエイティブ関連やアート関連では、発想力スコアが高い人がもつ、独創的な表現や想像力は活用しやすいでしょう。

ブレインストーミング(集団で発想を促す会議)やデザイン思考(試行錯誤とテストを繰り返しながら製品やサービスを開発する手法)などを日常的に行いながら、今までにない発想を生み出そうとしているチームでも、力を発揮できます。

適性検査結果に表示されている、企業側の「発想力スコア」に対して、候補者がマッチしているかを、選考の判断基準としてください。

クリエイティブ関連やアート関連では、発想力スコアが高い人がもつ、独創的な表現想像力は活用しやすいでしょう。

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