更新:2023.03.13|公開:2023.03.11
簡単に強みを自己PRに!新卒の面接向けに書き方や例文、自動作成まで
自分の強みや長所を自己PRで表現したい…💦
大学生や高校生の自己PRに正解はあるの❓
面接で受かりやすい自己PRの例文が知りたい❗
履歴書や面接で聞かれる「自己PR」について、色々教えてください🙇♂️
わかりました!
CIY®で就転職ノウハウを教えている、わたし「ナル子」が、自己PRについて、色々教えちゃいます👍✨
目次
自己PRとは
そもそも自己PRって、どんな目的で聞かれてるんですか❓
企業はどんなことを重視して、わたしたちの自己PRを見てるんでしょう??
じゃー、自己PRの基礎からお話していきましょう👍✨
なぜ自己PRが必要なのか?
自己PRって、自分の自慢をするってこと??
そういうのは、ちょっと苦手で…。
就活や転職で求められる自己PRは、受かりたい企業の内定へ向けて、自分のよさを伝えていくことです。
だから、「自慢」ってニュアンスとは、ちょっと違うんだよ。
そうなんだ!💡
いちばん重要なのは、企業に評価されるかどうかなんです。
なので、単に自分の能力や人柄を伝えるだけでなくて、企業が求める人物像に合わせたアピールを盛り込むことが大事なんだよ✍
企業のことを考えずに、自分のことを話すだけではダメってことですね💦
そうそう!
あとは、
- 入社に向けた意欲
- 入社後のビジョン
- 自分がいかに活躍できるか
などを伝えることも大切です。
自己PRで何を伝えればよいのか?
自己PRで、どんなことを伝えればよいか、具体的に教えて下さいー❗
わかりました!
自己PRは、自己紹介や長所などと混同しがちです。
同じと思ってた…💦
何が違うんですか??
自己紹介は自分自身の紹介。
長所は自らが考える優れた部分をアピールすること。
一方で自己PRは、面接官に自分を理解してもらうために、さらには選考に有利になるように、自分の魅力やセールスポイントを伝えることです。
面接官に自分を知ってもらって、かつ内定出したい!って思ってもらうことが大事なんですね❗
そのとおりです✨
そのために大切なポイントが3つあります。
全部聞きたいです👂
1つ目は「人柄を伝える」ことです。
事前に行った自己分析によって見えてきた自分の能力や特性をもとに、自身が「どんな人なのか」を的確に伝えていきましょう。
自己分析は、この前教えてもらったので、バッチリです👍👍
2つ目が「入社へ向けた意欲を伝える」こと。
自分の人柄や能力が、企業にどう貢献できるかを伝えましょう。
企業のことを理解した上で、自分がどう活躍できるか、を考えないといけないですねー📝
そうですね!
面接を受ける企業のことを、しっかり知っておかないと考えられないですね🏢
最後の1つはなんですか??
「入社後のビジョンを伝えること」です。
入社後に何をしたいかをはっきり伝えることができれば、企業にとっても魅力的な人材に見えるんですよ!
面接官は自己PRで何を聞きたいのか?
企業や面接官のほうは、どんな自己PRを聞きたいと思ってるんですかね??
企業の面接官へ向けたとあるアンケート調査では、採用に当たって重視する項目として
- 「人柄や性格」
- 「会社への熱意」
- 「これからの可能性」
の3つが挙げられています。
中でも、「人柄や性格」は重視しているようで、面接希望者の人格や性格が自分の社風に適しているかどうかを見ています。
学生時代の経験は重視されないんですか??
「学生時代に力を入れたこと」通称「ガクチカ」…。
自己PRで学生時代のサークル活動やアルバイト活動などのアピールをする人も多いようですが、面接官の多くは学生時代の経験はあまり重視していないようです。
えっ!そうなんだ💡
「ガクチカ」のエピソードそのものよりも、それを通じて人柄や性格を見ているって感じです📜
新卒では特に、過去の経験値よりも、入社後に活躍してくれそうかどうか、将来のポテンシャルを見極めているんですよ。
自己PRの書き方
具体的に自己PRを書いていく方法を教えてもらいたいです❗
了解です🫡
自己PR全体の流れ
まず、自己PRの全体の流れを教えます👇
- 主張:
自分の強みなど、最もアピールしたいポイントを先に伝える - 根拠:
主張の内容について「なぜそう言えるのか?」の具体的なエピソード - 結果:
具体的なエピーソードから、結果どうなったのか?何がわかったのか? - 締め:
自分の強みを踏まえて、志望企業でどう活躍できるかを伝える
4つだけなら、思ったより簡単そう💪
それぞれ、具体的に教えてもらえますか❓
書き出し(強み・経験領域・こだわり)
自己PRは書き出しでどれだけ好印象を与えられるか、興味をもってもらえるかが、成功の秘訣と言っても過言ではありません!
そう言われると、緊張する…💦
あ、ゴメンね😅
まぁ、肩肘張らず、自分の強みや一番アピールしたいポイントがどこなのかを、最初にはっきり伝えてみましょう✨
一番伝えたいことを、最初に書くってことですね!
面接官は、場合によっては何十人、何百人の自己PRを読んだり聞いたりしないといけないので、結構大変なんです。
最初に、簡潔に、わかりやすくPRを伝えて、面接官にインパクトを残しましょう!
印象に残さないとダメですね…。
そうだね!
なるべく人とかぶるようなようなベタな強みは避けて、これまでの経験領域や自分なりのこだわりを盛り込んだ魅力的な内容になるように考えてみましょう。
例文👉 例えばこんな書き出し方で……
- 私の強みは、◯◯◯です。
- 私は学生時代から◯◯◯を続けています。
- 私のこだわりは、◯◯◯です。
強みを裏付けるエピソード
強みやアピールした能力は本物なのか?
そして、どの程度のものなのか?
興味や関心をもってくれた面接官に納得してもらうためにも、大切なのがエピソードによる裏付けです。
自分が思う「強み」と、具体的なエピソードを結びつけるのが難しそう…💦
そこで、自己分析が役に立つんです!
自己分析のやり方で紹介している「ライフラインチャート」や「なぜなぜ分析」で、自分の強みを発揮できた経験がわかっていれば、それを書くだけですよ👍✨
そうですね!!
でも、自分が思う強みと、エピソードがちゃんと裏付けになってるか、自信がなくて…💦
何か、コツってありますか❓
一番のコツは、考えたことを誰かに聞いてもらうことだね👂
どうしても自分の頭で考えているだけだと、ヌケモレが出てしまう。
親、兄弟、友達などに、
「自分の強みは〇〇。根拠となるエピソードは◇◇。」
と話してみてください。
納得できないことがあれば、それを聞いて直す。
納得してもらえるなら、きちんと裏付けになっている、とわかりますよ!
おー!
やってみます💨
- どんな課題に直面したか
- 自分はそれをどう捉えたか
- どんな行動に移したのか
など、より具体的なことを盛り込んでいくと共感を得られやすい自己PRとなります。
例文👉 例えばこんなエピソードを盛り込んで……
- チームの声を聞くためのミーティングを月1度、独自に行いました。
- 技術向上のため異業種の専門家にも声をかけて勉強会を主催しています。
- 目標達成のための達成度チェックシートをつくり振り返りを行いました。
大事なのは成果
裏付けになるエピソードを話すだけでは、不十分なんですよね??
です!
エピソードのなかでも特に大切なのが、「どんな成果を出したのか」という部分です。
成果…🤯
っていうと、難しそうだよね😅
まず、一番伝わりやすいのは、数字です。
目標の◯%アップや、昨年比の◯%カットなど、数字で比較を出すことでより明確な成果が伝わります。
バイトや学生生活だけだと、そんなに数字で明確な成果って、思いつきません…🥹
そんなときは、そのエピソードから、自分が何を感じ、学んだかを「成果」としても良いですよ👍✨
なるほど💡
それなら書けそう!
例文👉 例えばこんな成果を盛り込んで……
- 退部者をゼロに抑えることができました。
- イベントに◯◯人を集めることができました。
- このエピソードから◯◯ということを知り、◇◇という学びがありました。
転職なら…
- 年間売上、対前年度比◯%アップを実現することができました。
- 新製品開発リリースまでたどり着けました。
締めの言葉
自己PRは、自分の強みや人柄を知ってもらうものだけど、それ以上に、応募する企業で自分がどう活躍や成長ができるかを、伝えるためのものでもあります。
それを最後に伝えるんですね!
そうですね!
自己PRの締めには、裏付けした自分の強みや能力をもとにして、自分がいかに企業に貢献できるかをアピールしましょう📣
自分の強みと、それを志望企業でどう活かせるか、両方知っとかないとダメですね🤯
なので、志望企業をよく分析することも必要になりますよね!
企業分析については、また別の機会に詳しく教えます😅
それも早く聞きたい👂
話を戻すけど、自己PRの内容が本当に企業に役立つかどうか、面接官も冷静に判断します。
その企業の仕事に、自らの能力が活かせることを意識したアピールが大切です❗❗
例文👉 例えばこんな締めの言葉で……
- これまでの経験を活かしリーダーとして活躍していきたいです。
- 新技術を導入した御社のDX化に貢献したいと考えています。
- 語学力を活かし海外進出への架け橋となります。
自己PR作成のポイント
書き方の大まかな流れはわかったので、自己PRを作るコツやポイントがあれば教えて下さい❗
要点を短く簡潔にまとめる
自己PRで大切なのは、要点をまとめて相手に伝えることです✍
あれもこれもたくさんアピールしたいところですが、できるだけ簡潔にまとめましょう。
長いとダメな理由は?
結論までの話が長かったり、結局何を伝えたいのかわからない内容だと、担当者も逆に2、3行読んだだけで興味をなくしてしまうこともあります。
なるべく1文が長くなりすぎないように工夫しましょう。
短く簡潔にまとめるコツってありますか??
言い回しがしつこくならないようにできるだけ内容を削ったり、2文に分けたり、読みやすい文章を心がけましょう📒
企業の求める人物像にあわせて自分をアピールする
企業ごとに内容を変えたほうが良いんですか?
変えたほうが良いと思います。
就活での自己PRは、あくまでも企業への自分の売り込みです。
そのため、企業が求める人物像にあわせて自分をPRしていくことが大切です。
企業をしっかり分析することも大事なんですよね?
その通りです!
どんな特色のある企業で、どんな人物を求めているかを事前にしっかりとリサーチしておきましょう🔬
数社エントリーする場合は、それぞれの企業側の求める人物像にあわせてその都度、自分のアピールするべき強みを適切に選んでいきましょう🏢🏦🏨🏬🏭
記入欄の7割以上を埋める
短すぎてもダメですか??
ですねー😅
自己PRは、長くなりすぎずに簡潔が大前提ですが、あまりにボリュームが少ないと、面接官に入社の熱意や意欲が伝わりません。
履歴書やESの記入欄が埋まるぐらい書いとけばOK??
逆に、記入欄いっぱいに書き込んでいると、読みにくくなりマイナスなイメージを与えてしまいます。
履歴書などに設けられている自己PR欄は、概ね7割ぐらいを埋めるような感じで書き込むと丁度よいでしょう。
文字数は100~200文字程度
文字数で言うと何文字ぐらいが最適ですか?
履歴書など、書面に書き込むことを想定してお話しますね📋
自己PRの記入欄は、7割ぐらい埋めるとよいということですが、具体的な文字数で言うと100〜200文字を目安に構成しましょう。
履歴書が大判だったり、2枚仕様などの場合は300文字程度がベスト。
とりあえず、300文字ぐらいにまとめとけば良いですか❓
書類に書くのは、あくまでもアピールしたい内容を簡潔にまとめるイメージで!
詳細は、面接時に面接官から質問されるケースが多いので、そのきっかけになるようなPR文としましょう。
面接で直接話すときは、もう少し長くないと伝わらないかも?
まずは、さっき聞いた流れでしっかり考えてから、履歴書やES用に短くまとめて書く、って感じですね👍✨
アピールするスキル・実績は1つに絞る
強みやアピールしたいことが何個もあるんですが、全部書いて良いですか?
色々書きたいって気持ちはわかるんだけど、情報量が多すぎると、散漫になって伝わりにくくなってしまいます。
短い内容で自分を伝える自己PRでは、スキルや実績をなるべく1つに絞って盛り込みましょう。
1つに絞るんですね…。
どうやって選べば??
どこに的を絞るかは、最終的に企業に活躍や貢献ができる部分へ繋がる部分を選ぶのが最適です。
自己分析で見えてきたアピールポイントを箇条書きにして見比べると、どこをPRすると効果的かが見えてきますよ👀
絞ってしまうと、きちんとアピールできるか心配です…。
情報量を少なくしたぶん、スキルや実績の根拠となる部分をしっかり伝えていきましょう✨
実績は数字とエピソードを交えて具体的に説明する
相手が納得しやすい書き方のコツってありますか?
自己PRは、理論的な要素を加えるとよりわかりやすくなります。
特に、実績を語る上で具体的な数字データを挙げるとよいでしょう。
数字が何もないときは、どうすれば??
自分だけが体験した、ユニークなエピソードを交えると良いですよ🌈
パーソナリティが強まり、ライバルが多いなかでも、面接官に何らかの印象を残すことができます。
短所の伝え方も考えておく
強みや長所を見てきたと思いますが、弱みや短所はどうですか?
確かに、自己PRは自分の強みや長所が中心となります。
しかし、面接時に必ずと言っていいほど聞かれるのが短所です。
やはり💦
自己PRに織り込まずとも、自己分析を通して把握した自分の短所についても上手に説明できるように準備しておきましょう。
また、その際に大切なのは、短所を単に伝えるだけではなく、できるだけポジティブに置き換えられるようにすることです。
ピンチをチャンスに、ネガティブをポジティブに、ですね😍
そうです❗
面接官は、課題解決に向けてどのような態度で臨むのかを見ています。
ピンチをチャンスにできる人材は、企業にとっても貴重な人材なんです!
自己PRの書き方のポイント
ここからは、
に書き方のポイントを教えていきます!
最後に、業種別の自己PR文章サンプルもありますよ📓
状況別👉 自己PRの書き方
どんな状況でエントリーするのかによっても、自己PRをするべきポイントが変わってきます
それぞれのケースにあった注意点やアピール点を抑えておきましょう❗
職種別👉 自己PRの書き方
それぞれの職種で求める人材が異なっていたり、アピールするべきポイントがあったりします。
職種別の書き方のコツを学びましょう❗
強み別👉 自己PRの書き方
自己PRに必ずいれるべきは、自分の強みです。
どんなポイントを強みにしてよいのかわからない人もいるかもしれません。
自己PRに使われる強みと、そのアピールポイントをご紹介します❗
職種別👉 自己PRの例文・サンプル
職種別で、自己PR分を書く場合の例文をまとめています❗
- IT(ソフトウェア・情報処理・ネット関連)
- 食品
- 製薬
- 医療
- 公務員(官公庁・公社・団体)
- 素材メーカー(繊維・化学・ゴム・ガラス・セラミック)
- 電子・電気機器
- 自動車
- 金融(銀行・証券)
- 商社
- 電力、ガス、エネルギー
- 美容
- 建設業
- 介護
- 教育
- エンターテインメント
- 住宅・インテリア
- 農林水産
- コンサルティング
- 物流(陸運、海運)
- 鉄道・航空
- 旅行・観光
- 化学・繊維
👆 随時追加していきます
自己PRを面接でうまく伝えるには?
どんなに文章がうまくても、最後は面接で自分の口からうまく伝えないとダメですよね💦
その通りです。
でも、ここまでの流れを踏まえて、しっかり準備をしておけば、伝える内容は問題ないと思います✨
面接で伝えるためのコツやポイントってありますか❓
面接で自己PRを話すときのポイントは、自信をもって話すことです。
まずは、この人の話を聞いてみたいと思ってもらえるように、明るくハキハキした話し方を心がけましょう。
不安げな態度だったり、傲慢な態度をとったりすると、いくら自己PRの内容が良くても印象を悪くしてしまいます。
しっかり準備したり、友達同士で練習しとけば、自信を持って話せそうですね💡
他にもありますか❓❓
長く話しすぎないことも重要です。
1つの質問に長くても2分ぐらいで、簡潔かつ理論的に回答していきましょう。
書面で提出した自己PRの内容と同じものを話すのではなく、それを膨らませたり、適切にアレンジしたりして、より具体的なことを伝えていくと良いですよ👍✨
そのぐらいなら、意識してできそうですね!
ありがとうございます🙇♂️🙇♂️
自己分析に役立つツール
自己PRを考える上で、その前の「自己分析が大事!」って話をしてきましたけど、ツールを使うことで簡単に自己分析することもできますよ❗
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A:生まれ持った資質
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また、
・今のあなたに向いている職場環境
・仕事におけるアドバイス
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自己分析から自己PR、志望動機を作成する方法
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時短できる便利なツールも利用しながら、しっかり自分の頭で考えて自己PRを考えていきましょう!
自分の強みをしって、それを人に伝えることは少し緊張するかもしれませんが、しっかり伝わると、とっても嬉しいですよ✨
みなさんの就転職が成功することを、心より願ってます🙏🙏🙏