闇バイト？怪しい副業？求人の見分け方 ✅見抜く方法チェックポイント

TwitterなどSNS、掲示板サイトなどで「闇バイト」と呼ばれる求人募集されていることがニュースになっていますが、最近増えている「無料求人サイト」でも実態が不明瞭な「怪しい求人」が増えています。

CIY®ではすべての求人について掲載前に求人審査を行っていますが、そこで培った審査ノウハウから、怪しい求人を見抜くための6つチェックポイントを伝授します！

1 法人登記されていない

株式会社など「法人」として登記されているかどうかは下記のサイトから調べることができます。

「都道府県」「会社名」を入力すれば、簡単に法人情報を探すことができます。
「株式会社」や「合同会社」の表記がある企業で、上記で登録が確認できない場合は、注意が必要です。

2 GoogleMapに企業や店舗が表示されない

飲食店や美容室など、法人登記せず個人事業として事業を営んでいる場合も多くあります。
その場合は、上記の方法で調べても出てきません。（出てくるのは「株式会社」など法人登記している企業のみ）

個人事業の登録状況を探す方法はありませんが、現在ではほとんどのケースで「GoogleMap」で検索すれば、店舗をはじめとする屋号や会社名が出てきます。

Google Mapで検索しても出てこない会社の場合、実態が掴みづらいため注意が必要です。

3 電話番号が050や070ではじまる番号

一般的な企業や店舗では、「03-」「06-」「092-」など市外局番から始まる固定電話番号を利用しているケースがほとんどです。

最近は050や070から始まる番号を企業の正式な電話とする企業も増えているようですが、他のポイント（Google Mapに会社名が表示されない、正式なHPがない、など）と合わせて、複数のポイントに当てはまる場合は注意が必要です。

最近は下記のサイトなどで、どこからかかってきた番号か検索できるので、気になる場合は一度検索してみましょう。

4 住所をGoogleMapで調べた際に、広い範囲が表示される

求人には「会社所在地」「勤務地」の表示が必ずありますが（ない場合は、その時点でかなり注意が必要）、この住所をGoogle Mapで調べた際に、特定のビル・建物ではなく、町域など広い範囲が指定されて表示されるケースがあります。

求人ページの住所記載が間違っている可能性もありますが、Googleで会社名を調べ直したり、公式HPを確認して、すべてこのような住所になっている場合は、極めて注意が必要です。

5 公式HPがなく、無料求人サイトで作ったページしか表示されない

「無料で採用サイトが作れる」サービスを提供している企業が増えています。

このサービス自体は悪くはないのですが、「無料採用サイトしか企業のHPが存在しない」という場合は、即席で採用HPだけ作ったと思われても仕方ないでしょう。

この時代に、企業の公式なHPが存在しないというのは、企業実態が不明瞭と言え、注意が必要です。

6 仕事内容に、「SNSで」「手軽に」などの文字が含まれる

1〜5にすべて当てはまらない求人であれば問題ないですが、どれかに当てはまっている場合で、求人内容に「パソコンさえあれば」「SNSで」「手軽に」「高時給」などの記載がある場合は、注意が必要です。

多くの場合、仕事内容が「SNSを更新」「データ入力」など具体的にかかれておらず、どんな仕事なのか不明瞭です。

チェックリスト

• 「4」はかなり怪しい
• 「2」と「5」の組み合わせもかなり怪しい
• 「6」は仕事内容によるが注意が必要

このページで解説したチェックポイントを抑えながら、怪しい求人に応募してしまわないように、注意してください！

なお、上記のようなポイントに当てはまり企業実態や仕事内容が不明瞭な求人は、CIY®ワークには求人掲載ができません。

事業者の方へ

事業者側で、予期せず上記に当てはまっている場合は、取引先や求職者に不審がられるため、可能な限り改めましょう。

例えば、Googleビジネスプロフィールの登録は無料ですので、自社の情報をGoogleMapに表示させるなど、最低限の信頼を担保する努力を行ってください。