更新:2023.06.07|公開:2023.03.11

強み別の自己PR👉書き方のポイント

強み別の自己PRの書き方

自己PRに必ずいれるべきは、自分の強みです。

どんなポイントを強みにしてよいのかわからない人もいるかもしれません。

自己PRに使われる強みと、そのアピールポイントをご紹介します。

目次

伝えたいこと別の簡単な自己PR例文(400字以内)はこちら 👉

1. 向上心

現状に満足せずに、より高いところを目指して努力をするスタンスを表す向上心。

自分自身にフォーカスする言葉でもあるので、「向上心」のみにフォーカスを当ててしまうと、自分を成長させることはわかるのですが、会社やチームへの貢献が見えにくくなってしまいます。

「個人的な向上」だけでなく「組織への貢献」に関してもバランスよく触れておきましょう。

もちろん、いくつになっても「学ぶ姿勢」は大切なので挑戦する姿勢が伝わる向上心は評価につながるはずです。

2. 計画性

全ての事業活動は、計画に基づいて実行し、修正し、目標達成につなげます。

そのため、計画性はどんな仕事にも一定に求められる基本的な資質といえます。

より自分らしい計画性を発揮するポイントなどを伝えていくことが重要です。

また、計画性には個人レベルのセルフマネージメントなどもありますが、組織やプロジェクトにおけるマネージメントもあります。

組織、プロジェクトレベルの計画では、どのような課題を設定して戦略を描き、計画をたてて実行へ移していったのかなど、計画性と併せて紹介していくとより強みを増します。

3. 責任感

「私の長所は責任感です」といっても、簡単には面接官に信じてもらえないかもしれません。

社会人における責任感は、「結果や目標を達成するまでの力」を意味します。

ただ、頑張っているだけでは、責任感があるとは言えないのです。

伝え方によっては、苦労話や自慢話にも聞こえてしまいます。

また、柔軟性に欠けるような印象を与えてしまうこともあるかもしれません。

役割やミッションに対して、どんな風にやりきったのか、その主体性や工夫したところなどを具体的に紹介していきましょう。

4. 集中力

仕事において集中力が高い人は、抜群の処理能力でよりよい成果をあげられる姿勢が評価されます。

しかし、集中力という強みは伝え方によっては、「周囲との協業が苦手」や「一つのことしか取り組めない」などの印象を与えてしまうこともあります。

単に集中力をPRするのではなく、集中力の高さが、どうチームや業務に寄与したかなどのエピソードを具体的に説明しましょう。

また、忍耐力や継続力など他のプラスのポイントと併せてみると、より効果的な強みになります。

5. 主体性

主体性と混同しやすい言葉に自主性があります。

自主性は、あくまでも目標や課題、仕事が決定していることに対して、指示や命令を待つことなく取り組む態度や姿勢のことです。

一方で、主体性は何もないところから目標や課題を設定して、自ら行動を起こすことを意味しています。

自主性と同じ感覚で主体性を捉えていると、面接官との間に意識のズレが生じることもあります。

自身のエピソードに基づいた、具体的な主体性を伝えるようにしましょう。

6. 柔軟性

柔軟性を自己PRの肝にしたいけれど、「企業からの評価はどうなのか?」と、考える学生さんも多いようです。

しかし、変化の早い時代、これまでのやり方に固執せずに、柔軟に対応できる能力は企業でも求められています。

柔軟性といっても、「臨機応変な対応ができる」といった方向性もあれば「自由な発想ができる」といった異なるニュアンスの特徴もあります。

自らに備わっている柔軟性の方向性を具体的なエピソードを交えて説明しましょう。

7. リーダーシップ

組織は、リーダーシップを発揮できる人材を求めています。

しかし、本当の意味でリーダーになれる人材は、ごく限られた一握りの人間です。

リーダーシップを強みにするのであれば、それなりの自信がないといけませんし、能力や資質、体験を魅力的に伝えましょう。

リーダーシップを発揮する人材は、沢山の資質を備えていて、目標設定から指導、育成など、複合的な役割を果たします。

ただ、自己PRでこの全てを盛り込んでしまうと、強みが薄れて伝わりにくくなる可能性があります。

強調するべきポイントを絞ってPRしましょう。

8. 忍耐力

忍耐力とは、困難や逆境の場面でも、目標達成に向かって行動を続けられる力です。

仕事では、忍耐力が必要とされる場面が数え切れないほどあります。

企業はある程度の忍耐力を社会人として備わってほしい資質と考えています。

仕事では、なかなか成果が出ないこともありますし、チャレンジが失敗することもあります。

そうした状況でも、粘り強く考え行動できるかがポイントです。

これまでに経験してきた忍耐力が、再現性があり仕事にどう活かせるかをアピールしていきましょう。

9. 問題解決力

問題解決力には、まずは問題をみつける発見力と、それをどう対処していくかを考える解決能力の両方の能力が求められます。

効果的にPDCAを回せるスキルがあることは、企業にとってもプラスの印象を与えてくれるでしょう。

特にピンチのときにこそ、問題解決力は大いに発揮されます。

例えば、失敗した後に、どう考えてどう解決したかなどのエピソードを交えると、より面接官にスキルを魅力的に伝えることができるでしょう。

10. 行動力

行動力とは、与えられた仕事をこなす受け身の姿勢ではなく、自発的なイメージで行っていく姿勢です。

実行力が、計画をたてて目標に向かってなにか進めていくイメージが強いのに比べて、行動力は、より積極性の強い行動です。

スピード感よく行動し、ときにはリスクをとることも求められます。

自己PRでは、自らの強みが実行力なのか、行動力なのかをしっかり見極めて訴求していきましょう。

11. 気配り

気配りとは、人や仕事に対して気遣いや配慮ができる力です。

一緒に働く人や関わる顧客との関係を円滑にするためにも、あらゆる業種に求められるスキルです。

自己PRにおいても効果的な強みではありますが、単に「気配りができる」だけだと、その強みが曖昧に伝わってしまいます。

どのような思いで、どんな行動をとっているのかなど、できるだけ具体的な言葉で伝えましょう。

また、単に気遣いや配慮ができるだけでなく、相手の立場を考え、よりよい業務のために改善ができる姿勢なども盛り込んでおくと良いでしょう。

12. 調整力

企業で求められる調整力とは、決して周囲にあわせてうまく立ち回ることではなく、意見の対立を解消して、まとめられる力です。

単に周囲と合わせているだけでは、「自己主張が足りない」や「その場しのぎである」などの印象も与えてしまうので伝え方には十分注意しましょう。

どういった思いの元で調整を行って、どんな結果を導いたのかなど、率先力のある姿勢を伝えていきましょう。

 

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