更新:2023.05.10|公開:2023.03.11

職種別の自己PR👉書き方のポイント

職種別の自己PRの書き方

それぞれの職種で求める人材が異なっていたり、アピールするべきポイントがあったりします。

職種別の書き方のコツを学びましょう。

目次

1. 営業職の場合

営業は、あらゆる業種において必要とされる職種であり、法人営業・個人営業や、新規営業・ルート営業など手法でも分類されています。

営業職の「実績」で求められる、売上や売上達成率、契約件数などを明確にするとこれまでの業務やスキルの高さが伝わるでしょう。

しかし、数字のアピールだけでは、採用担当者を納得させることはできません。

どのような戦略で、どのような取り組みをしたのか、どんな壁を乗り越えたのかなどプロセスを示した自己PRに仕上げましょう。

また、顧客へのヒアリング力やコミュニケーションスキルなどは、大きなアピールポイントにもなります。

具体例などを盛り込んで、面接官に「より詳しく聞いてみたい」と興味をもってもらえるような工夫をしていきましょう。

2. IT系エンジニア職の場合

エンジニアの自己PRでは、これまでの経験を活かしたスキルのアピールがカギとなります。

開発の実績、担当した業務、参加したプロジェクトの数やアクセス数など具体的に記載していきましょう。

ITエンジニアの仕事は、システムを開発・設計したり、運用や保守をすることが主な仕事です。

しかし、それと同時に、顧客もしくは自社の事業拡大も意識することも必要です。

ITに関する知識などの他にも、マネジメント能力や折衝などのスキルも必要とされることがあります。

そうした面を補完できるエピソードがあれば、折り込んでおくと強みになるでしょう。

3. モノづくり系エンジニア職の場合

モノづくりの工程は、研究や開発から始まり、設計を経て実際の生産そして、品質管理やサービスフォローなど一貫した流れで出来ています。

一般的にこの上流の研究や開発の工程では、専門的なスキルが重視され、下流の品質管理やサービスでは顧客との接点も多いため、人物面も大きく重視されます。

自身がどの工程でのモノづくりに関わってきたか、また、今後どのような仕事をしていきたいかも意識してPRしていくと良いでしょう。

4. 販売・サービス系の職の場合

ひとえに販売・サービス業と言っても、取り扱う商品や業務内容によって求められるスキルが大きく異なります。

そのため企業によって採用基準や注視するポイントも変わってきます。その企業がどんな人材を求めているかを、まずは把握しましょう。

それにマッチする「知識」や「スキル」があるようであれば、しっかり売り込んでいきましょう。

接客業では、お客様の意見を聞く「傾聴力」や「臨機応変な対応力」が特に大事にされています。

そうした期待されるスキルも盛り込んでいきましょう。

5. 事務職系の職の場合

事務職はどんな職種にも必要枠なので、比較的挑戦しやすい業種ではあります。

しかし、自己PRも似通ってしまいがちです。

それだけに「御社だから働きたい」という気持ちを伝えることは大きな鍵となるかもしれません。

オフィスワークの経験では、具体的にPCのスキルも注視されています。

前職で活用していたPCスキルだけでなく、学校や趣味で取得したスキルもPR材料としましょう。

誰でも簡単に事務職に就けるわけではく、誠実さや真面目さも非常に重要な項目です。

アピールポイントに上手に取り入れていきましょう。

6. クリエイティブ系の職の場合

クリエイターは、培ってきた経験やスキルをよりわかりやすく伝えるために作品の「ポートフォリオ」をつくって見せるという自己PR法があります。

どんなスキルがあり、どんな作品がつくれるのかを、ひと目で伝えることができるツールです。

しかし、面接官にポートフォリオを見せられるのは、多くの場合書類選考を経た後になります。

なので、できる限り職務経歴書でも自分の力量をアピールしていきましょう。

特に、「どのようにアプローチして制作物をつくったか」や「その制作物がもたらした成果」などのエピソードを添えると良いでしょう。

また、クリエイターはいくつになっても「これからの伸びしろ」が大切です。

これから先へ向けて学んでいることや、興味の幅の広さを見せて、スキルアップの姿勢も見せましょう。

 

関連記事