更新:2023.08.28|公開:2023.09.01

内定辞退って悪いこと?辞退する際のマナー

内定辞退をしないといけない時、どうする?

就活が終盤に差し掛かる時、内定辞退について悩む人も出てくるはず。

そんな時に、どういった行動をとるのがベストなのか今日のマガジンで解説しています!

内定をくれた会社に辞退の連絡を入れるのはとても勇気の要ることですが、自分の決断に自信を持って、責任感ある行動をしましょう!

 

内定辞退って悪いこと?

就活という高い山を登りやっと勝ち得た「内定」。

けれど…
「面接の感覚では、やはり自分の肌に合わないと感じた…」
「面接時に提示された条件が、応募時のものと異なっていた…」
「他に受けた企業からも内定をもらい、面接をする中でもそちらが良いと感じることが多かった」

など、様々な理由で内定を断らざるを得ない状況になることもあります。

内定辞退は悪いこと。だから、誰にも言えずにいる…それでいいのでしょうか?

 

内定辞退の連絡方法

まず、内定を辞退すると決めた場合は、すみやかに企業へ連絡をしましょう。

採用にもコストがかかります。

あなたが辞退した場合、それを補うために改めて採用を行わなければなりません。

そのことをよく頭に入れておくべきです。

辞退の連絡方法は「メール」「電話」「手紙」いずれも考えられますが、相手の反応がその場でわかる電話がベスト、という意見が多いです。

電話をするのは勇気が要ることですが、これも勉強のうちと割り切ってしっかりと意志を伝えましょう。

 

辞退の理由は伝えるべき?

内定辞退理由は聞かれない限り、言う必要はありません。

聞かれたとしても、企業は「なぜ断るのか」の参考にしたいのだということを念頭に入れて、簡潔に答えましょう。

  • 他社から〇〇職で内定をいただき、 自分の適性を考え、〇〇職を選ぶ決断をした(職種)
  • 〇〇業界の企業から内定をいただき、自身のやりがいと 照らし合わせた上でそちらを選んだ(業界)
  • 自分の適性を見極めた上で、他社からいただいた 〇〇という仕事内容が自分に合っていると感じ決断した(適性)
  • 地元の企業から内定をいただき、地元に貢献したい気持ちが どうしても捨てきれずに地元に戻ることを決断した(地元就職)

 

内定辞退の連絡も人としてのマナー

内定辞退は「謝罪」ではありません。

ただ、企業の採用に影響を与えるのだという「社会人としての認識」は持っておきたいものです。

これから何年も社会で働いていく上では、人との信頼、信用が大切になります。

その中で「採用担当者の思いをくむ」ことも、いつか自分が採用や人事、またはマネジメントを行う際に役立つ資産になるでしょう。

臆さず、きちんと自分の意志を伝えること。就活で大切なことは変わりませんね。

 

 

関連記事